心不全とはどんな病気?
心臓は全身に血液を送り出すポンプとして、一日中休むことなく働いています。
心不全とは、「心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気」です。
心臓が、いろいろな原因で正常な機能を発揮できなくなり、拡張力や収縮力が低下することで、全身への循環
が悪くなってしまった状態と言えます。
【心臓が悪くなる原因】
- 血圧が高くなる病気(高血圧)
- 心臓の筋肉自体の病気 (心筋症)
- 心臓を養っている血管の病気 (心筋梗塞・狭心症)…心臓への血流が悪くなることで、十分に心臓の筋肉を養えていないために起こります。
- 心臓の中には血液の流れを正常に保つ弁がありますが、その弁が狭くなったり、 きっちり閉まらなくなったりする病気(弁膜症)
- 脈が乱れる病気 (不整脈)
これらの病気のために、心臓の血液を送り出す機能が悪くなっていることを意味します。
また、それぞれの病気には、それぞれ適した治療法があります。
心臓が悪い原因は?
心臓は、いろいろな原因で正常な機能(血液を全身に送り出すポンプ機能)を発揮できなく なることがあります。